TOEIC(トーイック)とは Test of English for International Communication の略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、世界約60ヶ国で実施されています。
1. 特 長
テスト結果は合否ではなく、10点から990点までのスコアで評価されます。
評価の基準は常に一定であり、受験者の能力に変化がない限りスコアも一定に保たれます。これにより受験者は正確に現在の英語能力を把握できたり、目標とするスコアを設定することが可能です。
ListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することにより、SpeakingとWritingという能動的な能力までも含めた、英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設計されています。
テストは英文のみで構成されています。
また、その国独自の文化的背景や言い方を知らなければ解答できないような問題は排除されています。
受験級のような区分はありません。
2. 活用状況
世界:約60ヶ国で実施。年間約450万人が受験。
日本:2005年度には149万9,000人が受験。
企業・官公庁・学校等では2005年度に約2,600団体が採用。
企業では自己啓発や英語研修の効果測定、新入社員の英語能力測定などといった目的の他、海外出張や駐在の基準、昇進・昇格の要件としても利用されています。
大学・短大では英語課程の単位認定や推薦入試などでも利用されています。
TOEICテストの制作機関
TOEICテストは米国にある非営利のテスト開発機関である Educational Testing Service(ETS)によって開発・制作されています。
日本におけるTOEICテストの実施・運営は(財)国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC運営委員会が行っています。
TOEICオフィシャルサイト http://www.toeic.or.jp/ より引用〜
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